主催者の方に発表内容をかっちりと決めずになんとなく「発表したいです!」と参加表明してみたものの、いざ開催日が近づくと「やばいな発表できるネタができない…」という状態に陥ってちょっとお腹痛くなる思いをしましたが、何とか発表し切れてホッと一息ついたのでエントリ起こしておきます。
Jubatus って何?
PFI & NTT によって共同開発されている、「機械学習の各種タスクをオンライン (かつ分散) で処理できるようにする」ことを目的としたプロダクトです。「機械学習」と一口に言ってもいろいろありますが、例えば「クラス分類」とか「回帰」とか「レコメンド」とかが Jubatus ではできるようですね。
詳しくは 公式 をご覧ください。
お話したこと
「Java で楽して Jubatus したい!」というタイトルで、Java から Jubatus を利用する際にお世話になる Jubatus Java Client に関してお話をしました。
他の方々の発表は軒並み「Jubatus を使って◯◯しました」というとっても実践的な内容、というか ガチュアルな内容も盛りだくさんで、Jubatus を使わないネタで発表をする身としては肩身が狭いことこの上ありませんでしたが、まあ多少盛り上がった (?) ようでしたのでよしとしましょう…
発表内容は以下のスライドをご覧いただくとして、ざっくり要約すると
- Java から Jubatus を使ってみようかなー
- Jubatus Java Client を使う必要があるらしいけど… こ、これを使うのははちょっと辛いな…
- よし、楽に使えるラッパーライブラリを作ろう → Jubaba (ゆばーば) 爆誕!
こんな感じです。
Jubaba (ゆばーば)
そういうわけで、Java から Jubatus をカジュアルに利用するためのラッパーライブラリ、 Jubaba プロトタイプ版を作り始めました!
まだまだインタフェースも試行錯誤を重ねていて流動的だったり、多値分類 (Classifier) しかサポートできていないので完成には程遠い状態ですが、ちょっとずつ開発を進めていく予定です。ご要望、ご意見等ありましたらご連絡いただけると幸いです。あ、pull request くれてもよかですよ!!
その他・感想
発表機会をくださいました @unnonouno さんこと海野さん、Jubatus 関係者の方々、そして拙い発表を忍耐強く聞いてくださった会場参加者の方々、ありがとうございました!
- Jubatus 開発チームの、Java に対する如何ともし難い黒いオーラが滲み出ているところを深くえぐってしまった (※後述) 感がありますねこの発表は… ははは。ごめんなさい…
- 懇親会のときの、海野先生のコード生成裏話 LT は涙なしには聞けなかったです、はい。
- Java で機械学習している人、前からわかっていたことですが少ないですねー。Java エンジニアとしては、もっと盛り上げていきたいなあ。
- 今回の開催でも、他の参加者はみんな Python だったり Ruby を使ってるし、それらとの対比で Java での煩わしさを引き合いに出されるし… 特徴抽出を試行錯誤するなら LL な言語でやるのが定石ですね。
- 異常検知、熱いですね! このみなさんの注目度は意外だったー。
そんなわけで、また機会がありましたらお邪魔させてください&ネタがありましたら発表させてください! (今度はガチュアルな話をしたい…)
※補足
えぐってはいけないものをえぐってしまってごめんなさいごめんなさいごめんなさい…ここだけのはなし、公開当初バグってて動かなかったが問い合わせは1件もなかった #jubatuscasual
— Yuya Unnoさん (@unnonouno) 2013年6月2日
Jubatus開発陣にJavaからの利用について聞いてみるといろいろ黒いオーラを発すると思います。詳しくは懇親会で… #jubatuscasual
— 天下一品マンさん (@sla) 2013年6月2日
あかん、答えが見える前に思わず笑ってしまう… #jubatuscasual
— Odaさん (@oda_satoshi) 2013年6月2日
そりゃそうだ、作った本人が辛かった。本当に辛い・・・ #jubatuscasual
— Yuya Unnoさん (@unnonouno) 2013年6月2日
Javaクライアントの内部の恐ろしさよ… #JubatusCasual
— Kumazaki Hirokiさん (@kumagi) 2013年6月2日
0 コメント:
コメントを投稿