2012-04-23

とっても残念なことに、Heroku Toolbelt のインストーラが CentOS やら Scientific Linux などの RHEL クローンな OS に対応していない (Linux は Debian/Ubuntu のみサポート) らしいので、頑張って (中途半端に) 環境構築したメモを残しておきます。

ざっくり手順

gcc やら git、Ruby のビルドに必要なライブラリ (openssl-devel などなど)、ごく基本的な開発環境がすでに整っていることを前提とします。

  1. rvm をインストールする
  2. Ruby をインストールする
  3. foreman をインストールする
  4. heroku CLI をインストールする
  5. heroku コマンドにパスを通す


rvm をインストールする

rvm を入れなければならない、というわけではありませんが… rvm がお好みに合わないようであれば、rbenv でもいいでしょうし、漢らしくソースコードからビルドして make & sudo make install でもいいでしょう。

場合によっては、rvm のインストールにより ~/.bash_profile に追記された以下の1行を ~/.bashrc 側に移行する必要があるかもしれません。


Ruby をインストールする

rvm なあなたは としましょう。Ruby のバージョンはお好みで。


foreman をインストールする

プロセスなどを管理してくれるものらしい (よくわかっていない) foreman を、gem を使ってインストールします。 この gem は必須ではありませんが、インストールしておくとローカルの環境での動作確認がちょっと楽になります。


heroku CLI をインストールする

いよいよ heroku CLI をインストールします。tarball をダウンロード&展開し、任意のディレクトリに配置します。例えば以下のように。


heroku コマンドにパスを通す

~/.bashrc あたりを編集して、heroku コマンドにパスを通します。上記の例でいえば、以下のようになります。

以上で環境構築は完了です。これでどこでも heroku ができるようになりますね!